書店のバイトでポップをかいています
現在書店でバイトをしておりまして、ポップを描いています。
以前は2人で描いてたのですが、
1人やめてしまったので今1人で描いています。
段々と私のポップだらけになってきました。
いざ、ポップ描いてみると、
「どう描いたら買ってもらえるのかな?」っていうのは難しいところです。
せっかく描いた以上買ってもらわないとだから!
★まず目にとまらなければ意味がない!
というわけで、カラフルにすることを心がけてみてます。
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▲こう、似た色を使うと統一感はあるけどインパクトがないので
あまり目立たないかも・・・。
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▲こういうふうにカラフルにすると目立つ気がします。
ただ私結構盛る体質なので気をつけないと派手になりすぎちゃうかも…。
ただ、ビジネス系の本だと、
カラフルはあまり良くない、という話を聞きまして、
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▲大体3色の原色でまとめると、ビジネスっぽいポップになる気がしています。
結構工夫してるでしょ\(^o^)/
頑張ってるからもっと給料くれてもいいのよ
★イラストは必要か?
これが難しいのです。
コミックとか、絵本なら、あったほうが目を引けるかも…ですが。
大体文庫なんて”中身となんか関係ある?!”
って思っちゃうような表紙絵だったりすることあるし、
そもそもみんな活字が好きで本探しているわけで
なんか面白い本ないかなぁって思ったら
大体あらすじを気にしているかなあと思うので、
どういう層に向けて書くか考えて、本の紹介文決めて、
それを中心にポップを描くことが多いです。
感動したい(泣きたい)/叙述トリックでおお~っとなりたい/好きなシリーズの続きを読みたい/推理モノ読みたい/癒されたい/話題作を読みたい/あの作者の新刊が読みたい/ドラマ化映画化原作を読みたい
▲大体文庫売り場をうろうろしている人こんなかんじかなーと
★読んでないけど?
夫に「読んでないのにポップ書いてるの?」と言われました。
私もそう思ってた。読んでポップ書いてるものだと。ポップ任されるまでは(これのポップ書いてって本渡されます)。
もちろん読んだ上でポップ書いている人もいると思います。
ただ、自分の苦手なジャンルあるとします。
例えば、私でいうとスピリチュアル系、信じれば願いは叶う…みたいな。
(たまたま成功した人が出版でもう一儲ry...ゲフンゲフン)
って思っててもね、お客さんの中にはそういう本が欲しい!って思って探していらっしゃるかたもいるのです。
だから、苦手な本でも、読んでない本でも、それを求めているお客様が本を探す手助けになるようにポップを描くのです。
ただ、読んだ読まないにかかわらず
「泣けます」「感動します」は描かないようにしてます。
「絶対感動するってあったから買ったのに!誇大広告やめて!」
みたいなブックレビューをちらほら見ます。
感動するっつっても読んだ人の主観でしかないので、仕方ないよね^^;
”絶対感動する”ですらハズレがあるので、
”きっと泣ける” は ”もしかしたら泣くほどでもないかもしれない”
って思ったほうがいいと思うのです。
”きっと”って書くくらいですから、書いた人に”それほどじゃないかも”
っていう気持ちがあるんじゃないですかね。
★とにかくたくさん描く!
だいいちは、これだと思うのです。
ポップが全くない書店と、ポップがたくさんある書店だったら、
私はポップがたくさんある書店に通います。
ネットで本が買える時代になって、
むしろネットのほうが安く買える時代です。
ポップなかったら、ネットとあんまり得られる情報変わらないですよね。
書店員さんのこだわりが見られるからこそ、
私も書店に通うのが好きなので…
それに、ポップがたくさんあると、なんとなく景気いいように見えて、足運びたくなったり、購買意欲があがったり…しないかなぁー。だから、お客さんもっと来て!できれば買ってって!!